あれは忘れもしない、凍えるように寒い冬の朝でした。いつものように洗面所でお湯を出そうとしたのですが、なぜかちょろちょろとしか出てきません。「おかしいな」と思いつつ、キッチンでも試してみましたが結果は同じ。その時、ふと家の外から「シャーッ」という水の流れるような音が聞こえてくるのに気づきました。嫌な予感が胸をよぎり、慌てて勝手口から外に出てみると、そこには信じられない光景が広がっていました。なんと、我が家の給湯器から、まるで滝のように大量の水が噴き出していたのです。給湯器の側面には大きな亀裂が入り、そこから勢いよく水が溢れ出て、あっという間に足元は水浸し。頭が真っ白になりながらも、まず何とか水を止めなければと、給湯器の近くにあるはずの止水栓を探しました。しかし、パニックでなかなか見つかりません。ようやく見つけたバルブを必死に回し、なんとか水の勢いを止めることができましたが、その時点で給湯器の周りは池のようになっていました。すぐにインターネットで調べて、慌てて水道業者に連絡。幸いにも午前中のうちに来てもらえることになりましたが、それまでの時間は生きた心地がしませんでした。業者の方に診断してもらった結果、原因はやはり「凍結による配管の破裂」でした。前日の夜、特に冷え込みが厳しかったため、給湯器内部の配管が凍結し、その圧力で破裂してしまったとのこと。まさか自分の家でこんなことが起こるとは、夢にも思っていませんでした。結局、給湯器は修理不能ということで、新品に交換することになりました。痛い出費でしたが、業者の方が迅速に対応してくださり、その日のうちにお湯が使えるようになったのは不幸中の幸いでした。この経験を通して、私は給湯器のメンテナンスの重要性を痛感しました。それまでは、給湯器なんて壊れるまで使うもの、くらいの認識しかありませんでしたが、定期的な点検や、特に冬場の凍結対策がいかに大切かを身をもって知ったのです。
給湯器が大量に水漏れした私の体験